生産過程

ゆるぎ椎茸ができるまで

最適な菌床づくり

ゆるぎ椎茸は、大分県国東市の自然の中で栽培されます。クヌギ、ナラ、ノブ、クリ、シイの原木の伐採からはじまり、原木の乾燥を経て、駒打ち、仮伏せ、本伏せを行います。これら椎茸栽培のための菌床となる原木が理想的な状態になるまでは実に2年以上の時間がかかります。

時期を見極めて収穫

原木の準備が整ったら、榾(ほだ)起こしを行い、収穫を待ちます。椎茸は芽が吹いてから一週間ほどで食べ頃になります。収穫は年3回のみ。気候や環境を観察しながら収穫時期を選びます。

独自の条件で乾燥

収穫後は乾燥工程です。乾燥条件によって椎茸の風味・栄養価にプラスの変化がもたらされることに気づいてから、中野屋は食べやすい椎茸を生み出すために、乾燥に長年こだわり、研究を重ねてきました。最適な条件で乾燥させるために、椎茸農家としては異端とも言える乾燥機の独自開発を実施。これにより風味豊か、くさみ、えぐみのない、椎茸嫌いもおいしく食べられる椎茸が実現されたのです。